今年の節分は2月2日(火)です。節分とは、立春の前日の日をさします。節分というと2月3日というイメージですが、なんと今年は2月3日ではなく2日。これは、明治30年(1897年)以来124年ぶりだそうです。ご存じでしたか?
地球が太陽の周りを1周する「1年」が、正確には365日ではなく、365日と約6時間です。
こうした年単位のズレを調節したのが「うるう年」です。(2月29日が4年に一回ですね)
それでも、時間単位ではわずかにゆらぎが残るため、その影響で立春の日付が動くことになり、必然的に立春の前日である節分の日付も動くことになる、ということだそうです。
(詳しくは、国立天文台のホームページか、鹿中の理科の先生にお聞きください!^0^)
また、来年の節分は2月3日に戻るそうですが、2025年から4年ごとに2月2日となり、今世紀末にかけて節分が2月2日になる頻度が高まる傾向にあるそうです。生活に馴染んだ身近な行事が、地球の動きにあわせた緻密な計算により設定されているとは、何だか不思議な気がします。
とはいえ、節分は,「邪を払い福を呼ぶ」大切な行事でもあるので、たとえ日付が変わっても、変わらずに大切に過ごしたいものです。